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コーヒーの湯気と、金属の手触り。

今朝は晴れ。
昨日よりも8℃も気温が上がる予報で、
春というより初夏のような空気です。

作業場の片隅。
マグカップから立ちのぼる湯気に、
まだほんの少しだけ朝の冷たさが
残っているのを感じます。

その隣には、作業着に包まれた手。
金属に触れることに慣れたこの手は、
季節の変化よりも早く、
毎日、
この感覚で
わずかな違いを
探っています。

製品の仕上がりを確認するとき。
手に伝わる温度、重さ、わずかなエッジの残り…

言葉にしなくても、
手が覚えている感覚がそこにあります。

コーヒーの湯気が目に見えるように、
金属のわずかなズレや違和感も、
目に見えないけれど確かに「感じる」もの。

休憩のひとときに、ほっと一息つきながら。
改めて、今日もこの感覚を
大切にしていこうと思いました。