「春から初夏へ、匂いが変わる」 2025年5月10日 2025年5月9日 昼休み、ふと外の空気が吸いたくなって出入口のベンチに腰かけた。 風が頬をなでていく感覚が、なんだか昨日と違う。少しだけ湿気を帯びて、草のにおいが濃くなった気がした。 毎日同じように見える景色でも、風のにおいは、季節の境目をちゃんと教えてくれる。 春から初夏へ。植物も空も、そして空気の質も、少しずつ変わっていく。 たった10分の休憩でも、こうして外に出てみると、頭がリセットされて午後の作業に向かう背中を押してくれるようでした。