連休が明けて、久しぶりの稼働日。
朝の工場にはまだ静けさが残っていて、
空気が少しだけ重たく感じました。
でも、荷物を動かし始め、段ボールを開け、
道具を手に取っていくうちに、
少しずつ身体も頭も“いつもの感覚”に
戻ってきました。
床に射し込む朝の光の角度が変わって、
春から初夏へ季節が進んだことにも
気づきます。
箱の間を通り抜ける風も、
なんだか柔らかくて、
背中を押してくれるようでした。
長い休みのあと、
すぐに全開とはいかなくても、
こうして“少しずつ”動き出せることが、
今はありがたいと思える一日でした。
