「音で覚えていることがある」 2025年6月10日 2025年6月9日 工場に響く音には、それぞれの“意味”がある。 プレスが下りる瞬間の「ガシャン」。締め付けるトルクレンチの「キュッ」。油圧が立ち上がる「ウィーン」という音。 長年、耳に染みついてきたその“いつもの音”に、今日も耳が反応する。 「ちょっと違うな?」と思ったとき、たいてい何かがズレている。そういうときは、目より先に、耳が先に気づいている。 音はウソをつかない。そして、音に助けられてきた自分の“勘”もまた、財産だ。 今朝はプレスの音がすこぶる快調。うん、今日もいい一日になりそうだ。