写真に写っているのは、削り出しと成形を終えたばかりのアルミ製パーツ。
新聞紙に包まれ、整然と並ぶ姿は、どこか厳かで静かな雰囲気を感じさせます。
一見すると無機質な金属ですが、職人の手で磨かれたその表面は、
まるで光を宿しているようです。
🛠 軽く、美しく、そして静かに
アルミはステンレスに比べて軽く、熱伝導に優れています。
しかし、その柔らかさゆえに加工時には変形や傷が入りやすく、
力加減とタイミングの調整が非常に重要です。
今回の仏具は、繊細な形状と鏡面のような仕上げが求められ、
ひとつの品が完成するまでには、何度も手作業による調整が入ります。
研磨の最終段階では、微細な磨き粉を使い、
まるで祈るように一つひとつを丁寧に仕上げていきます。

